にんべんの挑戦

代表メッセージ

だしには和風、洋風の壁を越えた無限の可能性がある、
その魅力にもっと気づいてほしい

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創業から300余年の歴史の中で食生活も時代と共に変化してきました。世界の多種多様な料理を食べることが可能となった現代では、日本人が和食を食べる機会が減少しつつあります。ですがグローバルな視点で見ると世界中に和食の文化が広がり、世界の人々にとっては和食を食べる機会が増えているのです。
国際的な認知度が高まっている今だからこそ、日本国内や世界の人に和食の代表である鰹節やだしを召し上がっていただく機会を増やしたいと思っています。

そのひとつとして私たちが手がけているのが多くの人にだしを知っていただくコミュニティ「日本橋だし場」。
お客さまには試飲だけでなく、だしの引き方、活用術などについてスタッフとコミュニケーションができる場として、新しい切り口でアピールを続けています。
また、その場で召し上がっていただけるお惣菜やお弁当など「日本橋だし場」から発信するブランドとしての可能性も追求しています。
ほかにも「素材とだしを見つめ直す」をコンセプトに、ドリップ方式のだしが楽しめる「日本橋だし場 Drip」をオープン。また、商品開発においては、だしと野菜のうま味を詰め込んだ新商品「だしスムージー」や、俳優の速水もこみちさんと共同開発したメニュー専用調味料の発売など、だしの新たな魅力を創造していただけるような商品を提案しています。

にんべんが大切にしているのは、さまざまな機会を通じて、だしを使うシチュエーションを増やしていただくこと。
昔ながらの鰹節や削り節の販売だけではなく、だしを使ったお惣菜を楽しめる飲食店など、時代にフィットした形で本物の魅力を体験していただき、それから少しずつ興味を持っていただくということを重要なポイントとして考えています。
そして、やはりいつの時代も普遍的なものは「家庭の味」ですから、最終的にはどこのご家庭にも安心、安全な本物の素材で作られた「だし」があることが、私たちの目標です。

「伝統を守ること」とは、刻々と変化する時代に寄り添い、失敗を恐れずに絶えず挑戦を繰り返すことだと考えています。私たちが、お客さまから「にんべんさん」と親しみを込めて呼んでいただけるのは、先人が飽くなき挑戦を続け、今のにんべんを築いてくれた賜物です。そのことに心から感謝し、今後も日々努力してまいります。

社員の成長こそが会社の幸せ
共に喜び、共に歩んでいきましょう

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食品を取り扱う企業ですので、求めている人材は、まず「食」自体に興味のある人、そして「食」に関わる仕事をしたい人が前提です。そして、問題が起こったときに自分自身で解決しようと試みる責任感がある人、常に自分を成長させようという向上心の強い人はぜひ仲間になっていただきたいですね。
経験やスキルですが、販売や接客が未経験でも、その方に合わせた研修を用意しておりますので問題ありません。
スキルの面では、働く仲間たちと共に歩んでいくことができるコミュニケーション能力を重視しており、面接では話し方、話す内容を注視しています。知り得た情報を鵜呑みにして話すのではなく、自らの考えを自らの言葉で話すことができる方。そのような方は、きっとお客さまとの会話にも花を咲かせることができるでしょう。

入社後の研修についてですが、新入社員の方には各現場を知るための機会を用意しております。特徴的なものとしては、工場で鰹節をつくる製造工程を体験する研修があります。現場を知ることで、商品をお客さまにより深く説明ができますし、その説得力が自信へとつながるからです。
ほかにも必要な知識をもっと身につけたい方に、会社から各種セミナーに参加できるようフォローアップも実施。また、洗練された料理やサービスから知識の幅を広げ、業務に活かしてもらいたいという思いから、一流の飲食店で食事をする福利厚生もおこなっています。

にんべんは企業として地域との関わりを大切に、さまざまな活動に取り組んでおり、毎年夏には、日本橋の清掃活動を行う「橋洗い」に社員30名ほどで参加しています。また、2年に1度の福徳神社「神幸祭」をはじめ、各種祭礼や振興イベントの際には警備や手伝いに参加し、積極的に地域活動に関わっています。
食育の現場においては、小学生・中学生を対象に和食の良さ・だし文化の素晴らしさを実感して頂く催しも行なっております。子どもたちが鰹節を自分で削り、だしを引いて味わうことで、鰹節本来の味や香りを知っていただき、私たちの方針である「安心・安全」「本物の味」「日本の食文化」を、多くの人に届けていきたいと思っています。

求める人物像

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    食に関して興味があり、食の安全・安心・美味しさを探求したい人
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    色々な体験を通じて得た事を、自分の言葉・考えで語れる人
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    物事を謙虚に、主体的に捉え、改善・工夫しようと行動する人
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    夢を描き、新しいアイデア・企画を生み出し、実現しようとする人

「にんべん」挑戦の歴史

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    現金掛け値なし
    創業当時の江戸時代はその場で代金を支払わない「掛け売り商法」が基本でした。
    このような商法が当たり前とされていた時代に、品質に見合った適正な値段をつけ、その場で購入し決済をする「現金掛け値なし商法」を創業者・髙津伊兵衛が実践しました。相手を見て価格を変えることが多かった時代に「商品に合った正しい価格をお客様に提示する」という画期的な商法は、多くの町民から支持されたのです。
    にんべんは、新しい価値を提案するという考えを創業以来貫いてきており、このことは高品質で安全なものをお客さまに提供していきたいという発想の原点と言えます。
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    鰹節用のカビ開発と特許無償公開
    同じ日本の伝統食品でも、カビの研究や利用が早くから進んでいた醤油や味噌に対し、鰹節のカビは室(むろ)に入れれば自然に付着するという理由からあまり研究されてきませんでした。
    そこでにんべんの研究開発員が長い年月研究を重ねた結果、品質の安定に最適なカビの選抜に成功、1989年に特許を取得しました。
    特許については「一社だけが利益を得ても、ほかの会社が粗悪であれば業界全体の評価が下がってしまう。高品質の鰹節を業界全体で売らなければ、良いものがお客さまのもとに届かない」という先代社長の意思により、無償公開されています。
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    つゆの素の商品化
    発売から55年、当時一般的に販売されていたつゆは化学調味料に頼る製品が多く、天然の鰹節から抽出しただしをそのままボトルに充填した製品は初めてでした。
    天然のだしは劣化が早いという食品業界の常識もあり「開発不可能」とされていましたが、鰹節や醤油といった素材、殺菌の方法、容器の密封性などの工程を全て見直し、試行錯誤の末、商品化に成功したのです。
    今では品ぞろえも充実し、看板商品に成長。発売当初13%あった塩分濃度を、素材のうま味をより引き出すことで下げるなど、現在も時代のニーズに合わせて改良を続けています。
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    フレッシュパックの商品化
    鰹節は袋に保存してもすぐ酸化し、風味が落ちてしまいます。そこでにんべんの技術チームは小分けしたパックに窒素ガスを入れることで酸化を防ぐ、日本初の使い切り削り節パックを考案しました。しかしアルミ箔包装だったため商品の中身が見えず、発売を断念してしまいます。
    その後、酸素を通さず、水分を逃さない構造の透明フィルムが登場すると、開発をあきらめていなかった技術チームによって、中身が見える小分けパックの商品化に成功。昭和44年(1969年)に「フレッシュパック」として発売することができました。
    つくりたて、削りたての味をいつでもどこでも楽しめると評判を呼んだフレッシュパックは、今でもさまざまな料理で使われ、多くの人に愛され続けています。

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